45トン電車のあれこれ
17号電車改造銘板
2019年6月9日公開
炭鉄本館
TYPE 45TON

 17号電車のパンタグラフに続いて、もう一つ、保管後に失くなったものがあります。ボンネットに付いていた改造銘板です。現役時代の写真を見返すと、側面を見た時にボンネットの左端、これが両サイドで、合計2枚あった筈でしたが、今では2枚とも無くなっています。ちなみに保存機を見ると、塗装で胡麻していますが、痕跡は残っています。
 さて、その改造銘板は、「昭和29年改造 東京芝浦電気株式會社」でした。東京芝浦電気は、1939(昭和14)年から1984(昭和59)年までの使われた商号で、現在の東芝の以前の商号です。ところで、この昭和29(1954)年にどのような改造されたのか、実はよく分かりません。竣工図表によれば、昭和29年に自動連結器化の竣工が該当していますが、態々メーカーに持ち込んでの工事とは思えません。また、18〜19号21号も同じ改造を同時期に竣工しましたが、改造銘板は付けていません。


(1992年8月)



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