◆模型化記念◆

その2
2004年3月1日公開
Detail of Type 20ton B

 最大16台を数えた20トン電車(1〜16号)は、細かく見ればメーカーによる差異、仕様による差異(入換用、リール台車対応、電源車対応)があり、特定機を目指すならば、モデラーの観察眼の見せ所かもしれませんが、基本的な装備品の配置は共通の仕様となっています。また、機関車の向きは三池港側を前(1エンド)、三池浜側を後ろ(2エンド)に揃えていました。
 もともと20トン電車は昭和30年代中にかけて運転室の拡幅工事を行いましたが、どこをどう継ぎ接ぎしたのか、外観からはまったく分かりません。下廻りも含めてメーカーオリジナルでない箇所が多くあると思われます。



(20トン電車平面図)運転台は1位隅に横向き1台のため、エンドのステップおよび、ボンネットの手スリは1−3位側にしかありません。扉は左右とも2エンドに寄せられて、妻側に押し開くようになっています(間違っても互い違いに組まないように)。


(1993年3月三池港)2-4位側アップ。側窓の縁取りはジーメンス機の特徴。


(1992年8月三池港)3-1位側アップ。妻面の通風窓にも小さな庇。


(1990年3月三池港)3−1位側よりパンタ台およびパンタグラフ。一枚シューで、先端が長く垂れた独特なもの。水色に塗られています。


(1990年3月三池港)2エンド(浜側)正面アップ。窓の縁取りの断面は丸く、お目々ぱっちり。模型では表現しにくい。ちなみに日車11〜12号のみ平たい断面でした。窓上縁の蝶番は押開窓の名残り。1灯時代の台座は前後とも残っています。


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20トンB形の視点その3