D製紙専用線
萩野
2012年12月10日公開

 萩野駅から北吉原駅方向にD製紙白老工場の長い専用線が通じていました。『専用線一覧 昭和58年版』にあるD製紙専用線 作業キロ 2.6キロ(総延長キロ 12.8キロ)とある規模の大きい専用線で、運転はN通が管理。構内配線については『鉄道ピクトリアル 1991.3(通巻541号)』に詳しく載っています(*1)
 萩野駅は当時は有人駅で(現在は無人化)、出札口には切符の販売が出来ない時間が掲示されており、入換作業のため駅員(JR貨物)がいなくなる時刻でしたので、これを目安にホームで待ちました。
 陣屋町(室蘭港)から到着するチップ列車が有名であり、構内にはトラ90000形、それに出荷のパワムがずらりと並んでいました。それに工場で使用する重油などの到着もありました。
 シャンターを見たのは一度きり、2号機(日立25トン)が、単機でやって来て、パワム1両を引き取るという入換作業でした。2号は前掲書によれば、昭和34年製(製番12500)であり、白老工場の昭和34年操業開始ですので、生え抜きということになります。

(*1)今井理・河野哲也「北海道の専用鉄道、専用線」
 撮影は全て1990年8月萩野


 工場は隣の北吉原駅近くにあり、長い専用線を走って萩野駅に到着。夏場なので、扉という扉は全開。


 木材チップ専用のトラ90000形が並ぶ。


 引き取っていったのはたった1両のパワム。




 萩野駅に到着したパワム列車。DD51次位に2両石油タンク車が付いていた。




 パワム列車を牽引してきたDD511058号はJRF試験塗装機。1997年12月廃車となっています。


 ホームからみた萩野駅舎。現在は無人化。


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