デジカメ散歩
富士急行
ト104号
2012年1月15日公開
2012年1月20日リンク追加

 富士急行下吉田駅に保存されている貨車たちを見て来ました。

 下吉田駅構内にはブルートレインテラスとして2011年4月より車両展示スペースが設けられています。目玉はスハネフ14-20号(特急富士のバックサイン)ですが、珍しいことに貨車スペースとして富士急行に最後まで残っていた3両の貨車が整備された状態で展示されています。

 まずはト100形ト104号。富士山麓電気鉄道(富士急行の前身)が昭和4年の開業(大月〜富士吉田間)に際して新製した10トン積み無蓋車(ト101〜107)のうちの1両。台枠には新潟鉄工所 昭和4年の銘板が残っています。
 富士急行の貨物輸送は昭和53年3月限りで廃止となりましたが、ト104号は平成8年3月まで事業用として残り、その後は車籍の無いまま、河口湖駅に留置されていたようです。

 ワフ1〜2号とともに標記類が明朝体となっている点に違和感がありますが、典型的な戦前の10トン無蓋車として貴重な現存車であると思われます。


富士山麓電気鉄道時代の社章が描かれている



模擬的に砕石を積んでいる



アオリ戸は1枚式で、シュー式台車を履く。


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