三池鉄道の駅コード
その1(三池港駅・四ツ山駅)
2021年1月30日公開

 2012年に石炭産業科学館で催された「コンビナート展」に、三池鉄道の各駅線別コード表が展示されていましたので、この資料をもとに駅コードを整理してみました。各駅の側線資料として役立つと思います。ただし、いつ頃の資料なのかは明記されておらず、工場の有無から判断すると、昭和40年代半ばではないかと推測しました。

 なお、貨物用のコード表となっており、旅客通勤のみを扱う駅については附番されていません。まず、駅別コードは下図になりますが、1**〜7**が三池港〜三池浜に振られています。面白いことに平井駅にもコードがありますが、売店向けに貨物輸送でもあったのでしょうか。コードが、実務でどのように使われていたのか興味深いですが、貨車自体に車票は見られません。
 ちなみに、三池鉄道の地方鉄道時代には、国鉄より各専用線にコードが割り振られていますので、参考までに別表にまとめました。

駅別コード
三池港駅 199
四ツ山駅 299
万田駅 399
平井駅 499
宮浦駅 599
旭町 699
三池浜 799

『専用線一覧 昭和45(1970)版』より専用線番号
三池港駅 三井東圧化学 3380
三井塩業(日本塩回送)
3381
三井鉱山三川鉱 3382
三井鉱山倉庫 3383

四ツ山駅 九州電力 3378
三井鉱山 3379

宮浦駅 三井東圧化学 3373
三井東圧化学(三井コークス) 3374
三井金属鉱業 3375
三井三池製作所 3376
三井鉱山 3377

三池浜駅 三井金属銀水工場 3368
三井金属横須工場 3369
三井東圧化学 3370
電気化学工業 3371
三井鉱山 3372

 以下、駅ごとに見ていきましょう。各駅コードの頭番号が、管轄する支側線コードに引き継がれます。

@コード199三池港駅
 三池港の港北地区(船渠・内港)および三川坑、高架桟橋を受け持っています。”102 7号BC送転”は101三川ホッパーと貯炭場を結ぶBC(ベルトコンベア)と思われます。送炭ベルトも港駅係の担当でした。106三川SPSは三川坑の選炭工場ですが、”170 3A桟橋”は分かりません。




Aコード299四ツ山駅
 三池港の港南地区(船渠・内港)および四ツ山坑を受け持っています。203合成は三井合成、205東圧は三井東圧、201三化は三井化学の略ですが、209突堤(コ)は不明です。





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