2018年10月11日公開

 樽見鉄道の2006(平成18)年は、経営の大黒柱だった貨物列車廃止による大転換の年となり、車両としてはヂーゼル機関車、客車が全廃すると同時に、開業以来のハイモ180形が廃車となっています。
 このハイモ180形は、1984(昭和59)年富士重工で製造されたレールバス(Light Economy CarU)で、全長12.5mの2軸ヂーゼルカー。同年10月の樽見鉄道開業に合わせ、3両が新造されました。車内設備によって番代があります。

 ハイモ180-101号 セミクロスシート(定員104名)
 ハイモ180-201〜202号 ロングシート(定員130名)

 国鉄転換の第三セクター鉄道としては、初の富士重工製レールバス採用となった記念すべき車両ですが(鉄道友の会ローレル賞を受賞)、通学輸送や観光輸送があった樽見鉄道にとっては、あまりに輸送力が小さ過ぎたため、以降の増備はありませんでした。
 最終的には202号1両だけが残りましたが、もっぱら本巣駅で昼寝をする姿が多かったように思われます。トップ写真はそのような姿で、撮影の数日後にさよなら運転が行われました。廃車後に日当駅に近い根尾川鉄道文化村(NPO樽見鉄道を守る会)に静態保存されているようです。
























淡墨桜シーズンの増結車として活躍するハイモ180-202号


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