ハト形無蓋車
その3

2012年2月12日公開
TYPE OF HATO

 ハト形無蓋車の履歴について調べてみました。
 まず、ハト形の正統といえるグループは、昭和23年に国鉄から譲授した10トン無蓋車で、三池ではハト1〜40号を名乗りました。その後、昭和27年にハナ、ハヤ、ハク形(形式名からそれぞれ7トン、8トン、9トン積み)の自動連結器化工事と同時に形式番号を変更し、ハト41〜以降に追加されました。自連取り付けのため、台枠が強化されて、10トン積みになったと思われます。この3形式の詳細は不明ですが、おそらく戦前からの貨車と考えられます。
 下表は竣工図より50両ほどのホイールベースからの分類です。実際にはその1で見たように、実車に番号間の差異は見当たらず、何時の時点かは不明ですが、標準化の工事が行われたようです。

 『私鉄統計年報』によれば、無蓋車両数として昭和39年度283両を数えていたものが、昭和47年度には49両まで激減しており、ハト形が全てではないが、私鉄時代(昭和37〜48年)に大部分の無蓋車が廃車となったことは間違いないように思われます。

軸距 2286mm 3048mm 3048mm 2500mm 3048mm
車番 60
72
115
129
130
134
136
137
138
139
140

4
5
14
19
20

21
24
27
7
11
41
43
44
45
46
47
48
49
35
37
96

100
76
83
85
86
87
141
142
143
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145
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154
備考 ハナ形、ハヤ形、ハク形を改造 国鉄より譲受(ハト1〜40号) 国鉄より譲受
ハヤ形を改造
国鉄より譲受
ハナ形、ハヤ形を改造
ハナ形、ハヤ形、ハク形を改造
大字は平成4年現在在籍車輌



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ハト形無蓋車その4