上信電鉄
上州福島駅のテム1形
2010年

 上信電鉄のテム1形は、昭和36年にテム1〜10号の10両が増備された鉄製有蓋車。国鉄のテム300形に準じており、国鉄線直通認可されていました。下仁田や南高崎の消石灰やセメントといった輸送のために自前で用意した私鉄貨車です。当時は国鉄貨車の手配に苦労していたのでしょうか。
 上信のテム1形は、なぜか廃車後も解体されずに高崎、下仁田に分散残置されていますが、以前に上州福島駅にも、2両が留置されているのを車窓より見えたので、今回わざわざ立ち寄ってみました。赤錆びた姿を予想していたのですが、いつのまにか車体と台車はきれいに塗り直されています。その分、標記類は塗りつぶされてしまいましたが、車号はテム2号と3号とのことです。





標記類はすべて塗り潰されているが、テム2号とテム3号と思われる。



奥に見えるコンクリートの建物は福島変電所。



左の建物は保線詰所および倉庫といったもの。





(いずれも2010年8月上州福島)


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