四ツ山駅のあちこち
三池火力発電線
その1
2010年1月13日リンク追加
2008年7月11日公開
Line of Miike Thermal Power Generation at Yotsuyama-station

 三池本線では最後まで残った三池火力発電への石炭輸送を取り上げましょう。ずらずらとセナ形炭車を連れた石炭列車は、本線とはいっても港駅〜四ツ山駅間(1.8キロ)という、いわば三池港内の北から南というピストン輸送が行われていました。三池火力発電線は四ツ山駅から分岐した引込線で、構内手前で石油線を分岐しました。

 三池火力発電は年表によれば昭和55年の設立ですが、前身は三井アルミニウム工業(昭和43年設立)の石炭専焼自家発電所として建設されたもの。その用地は三作四ツ山分工場の跡地にあたりますが、その後、アルミ事業の不振により、発電部門が独立しています。市街からもよく見える、赤白ダンダラ模様のコンクリート煙突がシンボルです。

つづく


 三池鉄道線と三池火力発電線との位置関係を示します。
なお、背景原図はウォッちず地図閲覧サービス(http://watchizu.gsi.go.jp/)1/25000地形図を利用しました。


昭和49年撮影の空中写真より。引込線と荷役施設は早米川に沿ってこじんまりとしている。


(1990年3月四ツ山)四ツ山駅からの線路は3つに分かれ、真ん中の線路が三池火力発電線となる。左の線路は石油基地への引込線(電柱には南突線とある)、右端の線路にも炭車が留置されているが、古い地図から判断すると、九電第二発電所への引込線の名残ではないかと推測。この線路は上記の空中写真でも確認できるが、のちに21号電車のあたりに踏切が出来たため、この線路は撤去された。


(1995年7月四ツ山)踏切の新設によってここまで荷役場に近づけるようになった。この日は運転がなくゲートが閉じられていた。架線は荷役場の中で途切れている。


(1990年3月四ツ山)荷役中の18号電車。ゲート手前には早米来川をわたるガーダーがあった。


(1990年3月四ツ山)ゲートからが発電所構内。荷役の様子は見えないが、運用中のセナ001号を発見。


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三池火力発電線その2