資料のあれこれ
鉄道統計に見る
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2004年11月24日公開
2006年12月31日リンク追加
History of Miike Railway

 三池鉄道の場合、最終的には三池浜〜三池港(9.3キロ)と一括りにされた路線免許だが、明治24年以来、本線全通までの道のりは、実際には、免許取得と敷設を繰り返すことによって、少しづつ線路を延長した結果である(例えば本線でも4区間に分かれた)。
 ここでは、明治32年(この年、初めて「自家用鉄道」として『鉄道局年報』に記載された)〜昭和15年までの鉄道年報をもとに、開通日を『三井鉱山50年史』から補い、その他の資料を考察として加えて、基礎資料としてまとめてみました。

区間 里程 免許日 開通日 考察
横須海岸〜平原 1マイル
70チェーン
(3.02キロ)
M23/7/25 M24/11/4 本線。平原は七浦坑、横須海岸は横須船積場。
別項扱いであり(内務省管轄?)、横須海岸〜平原〜勝立で3マイル6チェーン(4.95キロ)。
M41版より掲載なし。
『三井鉱山百年』は開通日をM24/12/25とする。
平原〜勝立 3マイル
(4.88キロ)
M26/2/28 M27/3/8 勝立線。当初、上記同様に別項扱いだが、M39版より専用鉄道免許に移管。
*M44版より1マイル24チェーン(2.09キロ)。これが正しいと思われる。
逆様川〜白川 57チェーン
(1.15キロ)
M28/7/20 M29/12/9 逆様川線。白川は宮原坑。専用鉄道免許で開通した最初の区間。
島ノ上〜五反田 44チェーン
(0.88キロ)
M28/10/23 M29/5/14 旭町線。五反田が旭町。
M39版より42チェーン(0.85キロ)、T5版より43チェーン(0.87キロ)。
島ノ上〜狐坂 53チェーン
(1.06キロ)
M29/7/25 M29/12/9 本線。宮浦〜七浦間の複線化と推測。
M39版より抹消。
筒井原〜萬田 1マイル
26チェーン
(2.13キロ)
M30/4/21 M33/12/3 本線。筒井原は宮原坑。
『三井鉱山百年』は開通日をM33/11/26とする。S4版より0.52キロだが、誤植と思われる。T5版より萬田は鹿児島本線萬田駅と誤同される。
七浦〜筒井原 38チェーン
(0.76キロ)
M31/7/30 M33/11/27 本線。筒井原は宮原坑。
M39版より37チェーン(0.74キロ)。
萬田〜四ツ山 2マイル
14チェーン
(3.50キロ)
M36/3/7 M42/4/11 本線。四ツ山は四ツ山築港(開港後は三池港)。
『三井鉱山百年』は開通日をM38/10/11とする。T5版より萬田は鹿児島本線萬田駅と誤同される。
平原〜宮ノ浦濱 1マイル
16チェーン
(1.93キロ
M39/11/27 M44版より この区間は『50年史』に記事がないが、横須海岸〜平原と重複し、本線・勝立線の分離と推測。
宮ノ浦濱はT6版より宮ノ浦駅。S4版より3.54キロ。
宮ノ浦濱〜焦煤工場 50チェーン
(1.01キロ)
T4/9/18 T5/11/26 免許時、焦煤工場支線。
宮ノ浦濱はT6版より宮ノ浦駅。焦煤工場は、のちの三池染料工業所→三井化学工業。
焦煤工場〜鷹取山 44チェーン
(0.88キロ)
T4/9/18 T5/11/26 上記の延長、鷹取山は高取山。大浦坑の積出線を併用かも。免許時、54チェーン(1.09キロ)、開通時に短縮。
焦煤工場第一支線 24チェーン
(0.48キロ)
T4/9/18 T5版より T5版より登場。
焦煤工場第二支線 12チェーン
(0.24キロ)
T4/9/18 T5版より T5版より登場。
逆様川〜早鐘 38チェーン
(0.76キロ)
T6/12/8 T9/2/13 早鐘線。免許時66チェーン(1.33キロ)、開通時に短縮。敷設目的は充填用土砂採取線。
早鐘〜鷹取山 42チェーン
(0.85キロ)
T9/1/29 未開通 上記の延長。
S10版より抹消。


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