デジカメ散歩
くろがね線
その1
2011年11月10日公開

 くろがね線は1930(昭和5)年に竣工した戸畑(第一操車場)〜八幡(第二操車場)を結ぶ延長6キロの専用鉄道。線路はすべて高い金網で囲まれ(踏切はひとつもない)、物々しい雰囲気ですが、これは輸送されるものが非常に重量物、かつ積荷によっては高温なためだと思われます。八幡戸畑の市街を山側ルートで短絡する路線図となっており、専用鉄道は宮田山(標高106m)を宮田山トンネルという隧道で貫いていますが、そのトンネル直上を「望玄坂」という坂道が一気に山越えしています。
 まずは開通時の姿で残る東西の洞門のデザインを確認しながら、望玄坂を登ってみました。

 撮影はすべて2011年11月。

>この項は『福岡県の近代化遺産』西日本文化協会1993を参照しました。


宮田山トンネル西洞門はルネッサンス様式となっている。洞門の上にまっすぐ伸びている坂道が望玄坂だ。


望玄坂は宮田山トンネルの直上をまっすぐに登る。


望玄坂から枝光橋梁を望む。右側のアーチ橋が開通時の橋梁(現在はパイプラインが敷かれている)。鉄道線は新枝光橋梁(昭和47年竣工)に移った。


この辺りまで登れば洞海湾が望まれる。所々に異常発見の際の連絡先の看板が立っている。




宮田山トンネル東洞門はローマの城壁をイメージしたと言う。


トンネルを抜けたくろがね線は戸畑地区の住宅地を貫いてゆく。


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