浜駅のあちこち
南新開立坑
2007年9月17日公開

 南新開立坑は、大牟田川河口の右岸(新開町)にあった坑口。昭和8年11月の開鉱。当時、宮浦坑斜坑は海底採炭の時代へと移るにつれて坑道延長が伸びたため、坑内保安と効率化の意義から出来るかぎり海岸近くに開鑿された。開鉱当初は、鉱員の入坑や資材搬入に用いられ、三池浜駅から大牟田川沿いに延びた引込線が終点として通じていた。三池争議の際は、南新開立坑をめぐっての攻防戦(通称、有明海戦*1)が交わされた場所として知られています。
 昭和40年以降は通気坑となり、三池炭鉱閉山まで現役坑でした。

*1)参照ウェッブページ 南新開海戦 http://www.miike-coalmine.net/sougi/kaisen.html


 三池浜駅との位置関係を示します。なお、背景原図はウォッ地図(http://watchizu.gsi.go.jp/)を使用しました。


(1996年2月三池浜)大牟田川対岸(ネイブルランド駐車場)から見た南新開立坑。


(1997年10月三池浜)。輪行してきた自転車とともに、正門より立坑を望む

(1997年10月三池浜)「三池鉱南新開」とある門柱。


(1997年10月三池浜)写真では分かりにくいが、建物の裏手では重機によって解体工事が行われていた。


(空中写真)「国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省」より、昭和49年撮影の空中写真より。この時点で浜駅からの引込線はなくなっていたが、構内をぐるりと周る構外軌道が分かる。


大牟田市立図書館所蔵の大牟田港平面図より。


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