三池港駅のあちこち
三池港駅駅舎
および鉄道課
2011年5月21日公開
Minato-station


 クリーム色した港駅舎といえば、三池鉄道をたずねた際には、期待を不安を携えて何度も階段を上った思い出深い駅である。2階建ての駅舎のうち、実務室は2階にあるのは他駅舎と同様だったが、中枢駅として鉄道課と三池港駅が同居するため、大きく2室に分かれていて浜側が鉄道課、奥が港駅務室となっていた。事務机が並べられ、いつも課長さんと女性事務員の方がいられた。ソファーのある小さな応接間に通され、入構許可の記名をするのだが、鉄道についてはこれが詳しいからと言って見せられたのはRM誌の特集(私鉄電機)だったのには可笑しかったが、翌年あたりからはワープロで創ったレジュメが出来ていたので、わたしのような訪問者ために態々用意したのだろう。

 何度もお世話になった割には室内の写真を残していなかったが、こちらのブログに港駅の継電器盤が出ていた。この継電器盤は、駅舎ヤード側の出窓部分に備え付けてあった。2階窓越しにみえた石炭列車が目に焼きついた。
 下のほうの写真は三池鉄道廃止後のもの。わずか半年後だが、線路とホッパーは撤去されて、港駅舎だけになっていた。中をのぞくと室内はガランドウだったが、降ろされた神棚だけがポツンと残されていた。




(1996年2月三池港)港2号踏切側からみた港操車場。終業後のため、この位置からは留置セナの姿はほとんど見えない。



(1990年3月三池港)港2号踏切から港駅舎へ歩く。駅舎前には貨車積みホッパーが聳えていた。



(1992年8月三池港)鉄道課を兼ねているため、他駅に比べて大柄となっている。



(1997年10月三池港)ヤードや貨車積みホッパーはすでに解体すみ。駅舎浜側は増築のようだ。



(1997年10月三池港)



(1997年10月三池港)操車場側の出窓部分に構内ポイントを扱う継電器盤が据え付けてあった。


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