三池港駅のあちこち
三池港駅秤量所
2003年1月11日公開
2010年11月27日画像追加
Miikekou station


 現役時代にはあまり気に留めていなかったのですが、三池港駅跡となってからも、しばらく取り残されていたストラクチャーがありました。三池港本庫の落穂として取り上げましょう。

 秤量所は、その名の通り貨車の秤(はかり)という施設です。写真のように、あまり味のある建物といえなかったせいか、おざなりにしか撮っていませんが、三池港駅秤量所の表札もあり、広い窓などの特徴が見られます。ただ、鉄道廃止時まで機能していたのかどうかは聞きそびれました。
 資料によれば、近年の秤量所は三池浜駅、宮浦駅、三池港駅の3ヶ所にあったようですが、浜駅は未発見、宮浦駅のみ現存しています。秤の精度調整のために10トンと15トンの検重車(検形)が在籍していました。

 この秤量所のすぐ近くには給炭台?と思われる設備がありました。給炭台に間違いないとすれば、昭和39年に全廃した蒸気機関車時代の唯一の遺構でしょう。蒸気機関車は、最終的は万田分庫に集められて、もっぱら宮浦駅入換に運用されていたようですが、文献上は早々と電化完了されたはずの三池港駅なので、ちょっと意外に感じられました。




(1997年10月三池港)荒れ果てた三池港駅秤量所。壁一杯の窓などが秤量所らしい構造。



(1997年10月三池港)秤量所のとなりには給炭台。



(1997年10月三池港)秤量所と給炭台の位置関係。同一線路上に並んでいたようです。港操車場は秤量所の向こう側、手前に三池港本庫に至る線路が通じていました。



(1991年3月三池港)港操車場にあった給炭台。



(1997年10月三池港)三池港駅跡にポツンと残った給炭台。廃止前と姿は変わっていない。


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