炭鉄の風景あちこち
宮原坑
その2
2012年10月28日公開
MIYANOHARA COAL MINE

 宮原坑跡には第二坑立坑櫓と巻揚機室が残っており、定期的に公開されています。第二立坑の主要な役目は排水にありましたが、昭和6年の閉坑後も排水作業が続けられて、三池炭鉱閉山まで稼動しました。


(絵葉書/うしやん所蔵)右第一坑(木造櫓)、左が第二坑(鋼製櫓)。絵葉書に見える第二坑櫓と巻揚機室が現在も残る。櫓の向こうにはデビーポンプ室があったが、妻壁の一部のみ残存している。


(1995年7月宮原)巻上機室は原型をよく留めているが、屋根が葺き替えられている他、窓は煉瓦で埋められている。

 立坑櫓と巻揚機室をサイドから新旧比較です。絵葉書は上と同じ末藤発行となっています。第二坑は明治34年の竣工で、末藤は三池絵葉書の中でももっとも古い発行所とされますから(ちなみに絵葉書の歴史は明治33年から)、おそらく竣工間もない頃の姿と想像されます。当時、巻揚機の動力は蒸気機関でしたが、昭和8年電動機に置き換えられています。


(絵葉書/うしやん所蔵)


(1993年3月宮原)櫓の形状は原型では筋交がされていた。


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宮原坑その3