三池鉄道
年表一覧

2016年11月16日加筆
2002年9月23日公開
Time Table of Miike Railway

 この年表は、三池鉄道と、三池炭鉱等の関連事業の動静を一覧にまとめたものです。参照資料としては一次資料から孫資料、聞き取りまでを一網に列挙しましたので、年表の質は落ちるかもしれませんが、今の時点では多くの項目を集めることが大切だと思い、ある程度の誤伝を覚悟して掲載しました。それでも三池鉄道の誕生から終焉までの時代の流れは把握できるのではないかと自負しています。

 意外なことに年表資料はあまりなく、まとまったものとしては「三池鉄道の歴史」(社報『三池時報』収録。明治22年〜昭和40年まで)が唯一と思われ、多くを参照しました。また、鉄道廃止後に「三池鉄道資料」として三池港務所鉄道課が大牟田図書館に寄贈した小冊があります。官営時代はおおむね「三池鉱山年報」(『福岡県史』収録)によりました。それ以外は社史、市史をまとめています。参考文献についてはいづれページを改めてアップする予定です。
 
 このページは随時加筆、訂正していきますので、誤りや史料等について(こんな話を現地で聞いたでも結構です)ご教示頂ければ幸いです。

<官営三池>

明治06.09.05 工部省三池鉱山支庁設置。
明治09.--.-- 雇外人ムーシェ、ゴットフレイ、三池炭鉱を調査。相次いで三ツ山坑〜諏訪川波止場間の馬車軌道案提出。
明治09.07.21 鉄道寮雇外人キンドル、ニューカム、三池に出張し、三ツ山坑〜諏訪川波止場間の測量開始。
明治09.08.22 雇外人ポッター、三池炭鉱着任。
明治09.--.-- ポッター、大浦坑〜横須浜間馬車軌道案提出。
明治09.10.01 三井物産、三池炭の一手販売を受託。
明治09.10.18 山尾工部大輔、現地視察のため三池着。のち大浦坑〜横須浜間軌道案(ポッター案)を決議。
明治10.05.-- 大浦坑〜横須浜間軌道用地買収終了。
明治10.07.01 横須浜築港工事着工。
明治10.08.28 大浦新斜坑開鉱。
明治10.12.-- 大浦坑〜横須浜間軌道仮敷設完了。
明治11.02.25 大浦坑〜横須浜(仮置場)間軌道輸送開始。
明治11.06.-- 横須浜石炭搭載場竣工。
明治12.06.10 口之津貯炭場桟橋に軌道敷設。
明治13.02.-- 七浦橋〜七浦坑間馬車軌道敷設。
明治15.04.01 鋳物科設置(のちの製作所)。
明治15.06.18 七浦第一坑開鉱。
明治16.--.-- この頃、前年に廃止された釜石鉱山鉄道の22トン蒸気機関車、鉱車、軌条等が持ち込まれる。
明治18.11.-- 勝立開鑿着手。
明治19.02.-- 七浦坑〜勝立間馬車軌道敷設。
明治19.--.-- この頃から横須浜〜勝立坑間鉄道資金の下賦。
明治20.--.-- 勝立開鑿を中止。
明治20.08.17 宮浦第一坑開鉱。

<三井三池>

明治22.01.01 三池炭鉱、三井家に払い下げ。
明治22.01.04 三池炭砿社を下里村谷尻(のちの大牟田市山上町)に設置(のちの三井鉱山三池鉱業所)、團琢磨事務長に就任。
明治22.04.-- 團琢磨、三井家本部へ鉄道起業費を申請。
明治22.05.-- 三井家、鉄道起業許可するが、石炭不況のため一時延期。
明治22.07.29 熊本地震のため、勝立坑水没。
明治22.10.-- 総括部運輸科設置。
明治23.01.-- 鉄道用4トン炭車製造に着手。
明治23.04.-- 鉄道線用地実測。
明治23.05.-- 平原機関庫設置(七浦)。
明治23.07.-- 英国人技師アーウィン親子着任。
明治23.07.25 横須海岸(横須浜)〜平原(七浦坑)間鉄道免許取得。
明治24.02.-- 横須海岸〜平原間鉄道工事着工。
明治24.03.-- ボールドウィン製蒸気機関車到着(松風・村雨。のち2・3号)。
明治24.04.01 九州鉄道大牟田駅開業。
明治24.04.14 横須浜船渠竣工(浜)。
明治24.10.-- 横須浜高架桟橋竣工(浜)。
明治24.--.-- 横須浜中之島に船舶取締所設置。
明治24.11.-- 元釜石鉱山鉄道22トン蒸気機関車の軌間改造、1号とする。
明治24.11.03 鉄道線試運転開始。
明治24.12.25 横須浜〜平原間開通。
明治24.12.-- 七浦停車場設置。
明治24.--.-- 年末、宮浦坑〜七浦坑間馬車軌道廃止。
明治25.--.-- 総括部運輸科が独立、運輸課とする。
明治25.06.20 三井鉱山合資会社設立(明治26.07.01 三井鉱山合名会社に改組)。
明治25.10.-- 横須浜に焦煤(コークス)試験炉設置。
明治26.02.28 平原〜勝立間鉄道免許取得。
明治26.05.02 勝立坑デヴィーポンプ始動
明治26.10.01 三池炭砿社を三井三池炭砿事務所と改称。
明治26.10.14 勝立排水に成功、開鑿再開。
明治26.12.-- 勝立停車場設置。
明治27.03.04 勝立第一坑開鉱(明治28.04.01出炭開始)。
明治27.03.08 平原〜勝立間開通。
明治27.10.30 団琢磨、三井本店に転任。
明治27.12.08 七浦発電所操業開始(三池における発電所の嚆矢)。
明治28.07.20 逆様川〜白川間鉄道免許取得。
明治28.10.23 島ノ上〜五反田間鉄道免許取得。
明治28.--.-- アーウィン帰国。
明治29.01.31 器械科新工場竣工(横須より宮浦に移転)。
明治29.07.25 島ノ上〜狐坂間鉄道免許取得。
明治29.12.09 逆様川〜白川(宮原坑)、島ノ上〜狐坂(宮浦〜七浦間複線化)開通。
明治29.12.22 九州鉄道大牟田駅連絡線開通。
明治30.02.06 三井三池炭砿事務所、三井鉱山三池炭鉱事務所と改称。
明治30.02.20 島ノ上〜五反田間(旭町線)開通(大牟田駅と連絡)。
明治30.03.21 宮原第一坑開鉱。
明治30.04.21 筒井原〜万田間鉄道免許取得。
明治31.07.30 七浦〜筒井原間鉄道免許取得。
明治32.04.-- 大浦坑〜七浦坑間エンドレスロープ軌道敷設。
明治32.--.-- 大浦坑〜横須浜間馬車軌道廃止。
明治32.05.-- 四ツ山沖の測量開始(三池港)。
明治32.05.-- 器械科、製作所に改称(のちの三池製作所)。
明治32.--.-- 『鉄道年報』に自家用鉄道として初記載。
明治33.10.01 専用鉄道規則施行、同規指定。
明治33.11.27 七浦〜筒井原(宮原坑)間開通。
明治33.12.03 筒井原〜万田(万田坑)間開通。
明治33.12.17 逓信大臣に全線軌条変更(34ポンドから40ポンド)を出願、許可。
明治33.--.-- 『鉄道年報』に専用鉄道として初記載。
明治34.--.-- 各停車場向信号機双信ブロック設置。
明治35.02.12 万田第一坑開鉱(明治35.11.27出炭開始)。
明治35.11.03 四ツ山築港鍬入式(三池港)。
明治35.--.-- ポーター製蒸気機関車増備(8号)。
明治35.12.-- 払下年賦金を完納(払下手続きが終了)。
明治36.03.07 万田〜四ツ山間鉄道免許取得。
明治38.--.-- 焦煤課設置(明治38.07.焦煤工場と改称。のちの三池染料工業所)。
明治38.05.-- 8トン炭車セヤ形登場。
明治38.10.11 万田〜四ツ山間開通(本線全通)。
明治39.07.08 宮原坑〜万田坑間複線化工事着工。
明治39.11.-- トンネル式貯炭場工事着工(三池港)。
明治39.11.27 平原〜宮浦浜間鉄道免許取得。
明治39.--.-- この年、宮原坑の最高出炭を記録(約46万トン)。
明治40.05.-- 四ツ山発電所竣工(大正15三川発電所に改称)。
明治40.07.01 九州鉄道国有化。
明治40.08.01 三池港閘門鉄扉工事着工(明治40.09.29完成)。
明治41.01.-- 万田坑にて4トン坑内電車の使用開始。
明治41.03.14 四ツ山築港竣工、船渠入水。
明治41.04.01 三池港と命名。
明治41.04.06 三池港、開港場指定。
明治41.--.-- 蒸気機関車増備完了(ポーター製14〜16号)。
明治41.--.-- この頃、政府が大牟田駅〜三池港間の臨港線を計画、大牟田市内の用地買収。
明治41.04.-- トンネル式貯炭場竣工(三池港)。
明治41.04.27 宮原坑〜万田坑間複線化竣工(明治41.07.24使用開始)。
明治41.07.-- 軌条60ポンド化変更工事開始。
明治41.09.09 福岡県は三池港取締規則を制定(明治41.09.29熊本県)。
明治41.09.21 港務部運輸課、船渠課を設置。
明治41.12.26 万田〜四ツ山間複線化を総理大臣に出願。
明治42.01.-- 1・2号石炭船積機組立完成(三池港)。
明治42.02.18 船積機による石炭積出開始(外国船。明治42.02.28国内船)。
明治42.03.25 万田〜四ツ山間複線化竣工(明治42.04.11使用開始)。
明治42.04.11 三池港停車場構内に小型電車の使用。
明治42.04.25 三池港開港式。
明治42.05.01 四ツ山築渠工場修繕工場を製作所に移譲(のちの三池製作所四ツ山分工場)。
明治42.11.-- 港務部を港務所と改称(のちの三池港務所)。
明治42.11.-- 米国GE社と技術提携を結ぶ。
明治43.05.14 日英博覧会開催(ロンドン)。
明治43.07.-- 製作所電気工場設置(宮浦)。
明治44.01.-- 3号石炭船積機組立完成(三池港)。
明治44.01.21 国鉄大牟田駅構内拡張竣工(駅本屋移転)。
明治44.10.24 ジーメンス社製20トン電車、三池港に到着。
明治44.11.25 万田坑〜四ツ山間の電気機関車併用を総理大臣に出願。
明治44.12.15 20トン電車組み立て完了。
明治44.12.16 三井鉱山設立。
明治45.02.-- 副産物回収型コッパース炉操業開始(石炭乾留工業の勃興。のちの第一骸炭工場)。
明治45.04.-- タール工場、ガス工場、硫安工場操業開始。
明治45.06.21 万田坑〜四ツ山間について逓信大臣に電気工作物施設変更の申請。
明治45.06.28 万田坑〜四ツ山間電化落成。
明治45.07.16 万田坑〜四ツ山間電気機関車併用認可。
明治45.07.31 20トン電気機関車を万田〜四ツ山間で使用開始。
大正01.11.01 鹿児島本線万田駅開業(昭和18.06.15荒尾駅に改称)。
大正01.--.-- この年、勝立坑の最高出炭を記録(約31万トン)。
大正02.07.-- 器械科新工場竣工(本工場)。
大正02.08.29 神岡鉱山大牟田亜鉛製煉所操業開始(宮浦。のちの三池製煉所本工場)。
大正02.--.-- 国鉄より充填土砂用に7トン炭車を譲受(大正03増備)。
大正03.--.-- 焦煤工場にタンク車初登場(のちのタ1000形、大正05増備)。
大正04.04.-- アリザリン(合成染料)生産開始。
大正04.05.01 電気化学工業設立(三池浜。大正05.10.01大牟田工場操業開始)。
大正04.07.-- 焦煤工場染料工場竣工(宮浦)。
大正04.09.09 万田〜七浦間の電気鉄道敷設を総理大臣に出願。
大正04.09.18 焦煤工場線鉄道免許取得。
大正04.10.31 日本車輌、同社初の20トン電気機関車を製造、三池5〜10号となる(三菱造船経由。三池は大正04.12.製造とする)。
大正05.01.11 万田〜七浦間電化使用開始届け提出。
大正05.01.-- 七浦〜宮原間の複線化および電化完了。
大正05.--.-- 万田〜四ツ山間の運炭鉄道用地買収に着手。
大正05.11.26 焦煤工場線開通。
大正05.11.-- 大浦坑〜七浦坑間坑外軌道を電気機関車牽引に変更工事着手。
大正06.01.-- 横須硫酸工場竣工(浜。のちの三池製煉所横須工場)。
大正06.03.-- 横須浜の船舶取締所を四山船渠事務所に併合。
大正06.08.-- 焦煤工場第一骸炭工場竣工(宮浦)。
大正06.08.-- 大浦坑〜七浦坑間坑外軌道の電気機関車運転開始。
大正06.12.08 逆様川〜早鐘間鉄道免許取得。
大正07.01.-- 耐火煉瓦工場竣工(浜)。
大正07.08.15 三井鉱山、事業所制定(三池鉱業所、三池港務所、三池製作所、三池製煉所、三池染料工業所を設置)。
大正07.--.-- 三池製作所、4トン坑内電車を製作。
大正08.02.-- 列車運行を不定期からダイヤ運行に改める。
大正09.01.-- 七浦駅に第一種連動装置新設。
大正09.01.29 早鐘〜鷹取山間鉄道免許取得(開通せず)。
大正09.02.13 逆様川〜早鐘間開通(早鐘線)。
大正09.02.-- 四ツ山坑への鉄道用地買収に着手。
大正09.02.10 四ツ山停車場新設(従来の四ツ山停車場を三池港停車場に改称)を鉄道院総裁に出願。
大正09.05.03 四ツ山停車場新設認可。
大正09.05.-- 四ツ山第一坑開鉱。
大正09.10.-- 宮浦〜七浦、宮原〜早鐘間電化完了。
大正09.--.-- 三池港、船渠閘門拡幅。
大正11.--.-- 三池港、内港浚渫により艀による荷役開始。
大正11.05.-- 七浦停車場廃止。
大正11.--.-- 鉄道統計に蒸気・電気併用が初めて記される。
大正12.01.-- 口之津貯炭場廃止。
大正12.03.-- 四ツ山坑線敷設および電化。
大正12.05.16 七浦第一坑閉鉱(第二、第三坑は昭和06.05.01閉鉱)。
大正12.11.09 宮浦大斜坑開鉱(大正13.09.12出炭開始)。
大正12.12.-- 万田坑に4トン蓄電池機関車登場(大正13.05.宮浦坑に)。
大正14.07.-- 1号船積機をベルトコンベア式に改造(昭和03.12.に2号、昭和04.05に3号も同改造)。
大正14.--.-- この年、初めて200万トン出炭を記録(約213万トン)。
大正14.--.-- 三池製作所、6トン坑内電車製作。
大正15.02.10 大浦坑閉鉱(大正15.02.09閉鉱式)
大正15.04.-- 早鐘停車場廃止。
大正15.--.-- 四ツ山水洗場竣工(四ツ山)。
大正15.--.-- 三池製作所、4トン蓄電池機関車製作(八幡製鉄所に納入)。
昭和02.02.05 三池港内港繋船岸壁竣工。石炭船積機設置。
昭和02.12.01 大牟田電気軌道開業(のちの西鉄大牟田市内線)
昭和02.--.-- 三池製作所、神戸鉄道局に蓄電池機関車納入。
昭和03.06.16 勝立第一坑閉鉱。
昭和05.--.-- 三井鉱山、タキ200形を増備。
昭和05.--.-- 坑内馬匹を廃止
昭和06.05.01 宮原第一坑閉鉱。
昭和06.05.-- 宮原停車場廃止。
昭和06.07.-- 三井鉱山港発電所が運転開始(のちの九電第一港発電所)。
昭和06.08.01 三池窒素工業設立(宮浦、三池浜)。
昭和06.10.-- 焦煤工場〜鷹取山間廃止。
昭和06.--.-- 三池製作所、8トン坑内電車製作。
昭和07.01.-- 電気化学、九州産業鉄道(のちの国鉄後藤寺線)からの生石灰輸送開始。
昭和07.03.05 団琢磨、三井本社前にて暗殺される。
昭和07.07.29 浜〜宮浦間電化(本線電化完了)。
昭和07.07.31 染料工業所、インヂゴ(人造藍)生産開始。
昭和07.--.-- 勝立線撤去。
昭和07.--.-- 横須浜、船積高架桟橋撤去。
昭和07.--.-- 三井鉱山、タキ300を増備。
昭和08.04.01 東洋高圧工業設立。
昭和09.--.-- 16トン炭車セロ形登場。
昭和09.--.-- 4トン炭車廃止。
昭和09.10.-- 三池港内港北岸壁工事着工。
昭和10.01.30 九州共同火力発電設立。
昭和10.05.-- 三井鉱山、港発電所を九州共同火力発電に譲渡。
昭和10.07.01 東洋高圧工業、横須工場(浜)、大浦工場(宮浦)竣工。
昭和10.--.-- 7トン炭車廃止。
昭和10.--.-- 三池窒素、タ580形を増備。
昭和11.09.-- 45トン電気機関車17号登場。
昭和12.01.20 銀水充填線電化。
昭和12.02.01 東洋高圧、三池窒素を吸収合併(東洋高圧大牟田工業所に)。
昭和12.12.-- 三池港内港北岸壁竣工。
昭和12.--.-- 三川発電所廃止(三池港)。
昭和12年度  この年、初めて300万トン出炭を記録(約307万トン)。
昭和13.08.-- 万田採土所線敷設。
昭和13.10.01 九州鉄道(のちの西鉄)栄町駅開設(昭和14.07.01大牟田駅延長)。
昭和14.--.-- 国鉄より5542号譲受。
昭和14.02.-- 七浦機関庫廃止。宮浦に機関庫ならびに汽缶場、万田に電車庫、三池港に汽車庫設置。
昭和14.05.01 九州共同火力が九州火力発電に改組。
昭和14.05.24 三川第一斜坑開鉱。
昭和15.--.-- 『三井鉱山五十年史』編纂始まる(未刊行)。
昭和16.04.30 三井化学工業設立(三池染料工業所が独立)。
昭和16.09.13 三井化学専用鉄道免許取得(のちの玉名線)。
昭和16.09.29 5542号が三井鉱山芦別鉱業所に転属。
昭和17.01.-- 三井化学が玉名、荒尾工場の建設に着手。
昭和17.10.06 戦時陸運の非常体制確立に関する方策が提出(三池炭の陸送転換)。
昭和18.10.-- 荒尾駅連絡線敷設および電化。
昭和18.--.-- 東洋軽金属三池工場操業開始(のちの三井軽金属三池工場)
昭和18.--.-- この頃、陸軍東京第ニ造兵廠荒尾支廠専用線敷設(昭和24.03.01荒尾市営鉄道に)。
昭和18.--.-- 三井鉱山、タキ700を増備。
昭和19.--.-- 国鉄よりC1297号を譲受。
昭和19.03.14 三井化学専用鉄道運輸開始。
昭和19.01.17 三井化学、東洋高圧、軍需会社指定。
昭和19.04.25 三井鉱山、軍需会社指定。
昭和19.10.01 日本人造石油設立(七浦。三池石油合成ほか吸収)。
昭和19.10.-- 三井化学荒尾工場操業開始。
昭和19.--.-- この年、戦前における最高出炭を記録(約403万トン)。
昭和20.06.-- 九州火力発電が国策会社日本発送電に吸収。
昭和20.08.07 大牟田市空襲。東圧、化学全工場生産休止。
昭和20.08.15 人造石油生産停止。
昭和20.10.26 政府、石炭生産緊急対策を決定。
昭和21.01.-- 1号蒸気機関車廃車。
昭和21.02.10 大浦坑再開鉱(昭和31.01.06再閉鉱)。
昭和21.07.01 三池合成工業設立(七浦。旧日本人造石油)。
昭和21.07.-- 宮浦〜勝立間の通勤輸送開始。
昭和22.--.-- C251、252号増備(最後の蒸気機関車増備)。
昭和22.08.23 宮浦第一坑閉鉱。
昭和23.--.-- コハ形客車登場。
昭和23.--.-- 51号電気機関車登場(機関車生産割当)。
昭和23.03.-- 荒尾駅連絡線使用休止。
昭和23.05.-- 大谷〜西原間の通勤輸送開始。
昭和23.06.-- 国鉄セ50形譲受(セ形に)。
昭和23.11.-- 西原〜三池港間の通勤輸送開始。
昭和24.02.-- 大谷〜平井間の通勤輸送開始。
昭和24.09.-- 南海鉄道名義で、45トン電気機関車を譲受、20号とする(南海は昭和23.09.廃車)。
昭和25.--.-- 三池鉄道名義で、福井鉄道に25トン電気機関車を譲渡。
昭和25.--.-- 三池鉄道名義で、弘南鉄道に30トン電気機関車を譲渡(弘南は昭和25.08.16譲受)。
昭和25.02.-- 東谷停車場設置、従来の勝立を馬渡と改称。
昭和25.05.-- 神岡鉱業設立(三池製煉所が独立)。
昭和25.05.-- 大牟田駅新築。
昭和25.10.-- 三井化学荒尾工場前停車場設置。
昭和26.--.-- 17・21号蒸気機関車が三井鉱山美唄鉱業所へ転出。
昭和26.05.01 九州電力設立(港発電所)。
昭和26.05.-- 宮内停車場の回線撤去、原万田〜平井間を一閉塞に。
昭和26.05.-- 三池製煉所銀水工場建設着工(昭和29.01.操業開始)。
昭和26.09.01 万田第一坑閉鉱。
昭和26.09.-- 三池港、重要港湾指定。
昭和26.09.-- 三池港〜万田間の通勤輸送開始。
昭和27.--.-- 三池港貨車積みホッパー設置、三川坑貯炭槽とベルトコンベアで結ばれる。
昭和27.--.-- 2号石炭船積機廃止(三池港)。
昭和27.02.-- 三池港〜平井間の通勤列車を蒸気機関車から電気機関車牽引に変更。
昭和27.08.27 15トン電気機関車3〜10号を新1〜8号に改番。
昭和27.09.-- この頃、貨車を自動連結器に変更改造。形式車番の整理。
昭和27.--.-- C1297号を日本炭鉱高松鉱業所に譲渡(日炭は昭和27.12譲受)。
昭和27.12.01 神岡鉱業、三井金属鉱業と改称(昭和61.09.三池製錬に分離)。
昭和28.02.-- 宮浦汽車庫を万田電車庫東側に移転。
昭和28.03.-- 妙見停留所設置。
昭和28.09.-- 四ツ山坑の揚炭を三川坑に集約。
昭和28.--.-- 三井化学、タム4600形を増備(宮浦)。
昭和29.01.-- 四ツ山坑駅廃止。
昭和29.--.-- 3号桟橋に他炭打ち込みホッパー設置(三池港)。
昭和29.--.-- ベルトコンベア式新貯炭場完成。三川坑〜三池港駅〜新貯炭場〜内港繋船岸壁間がベルトコンベアで結ばれる。
昭和29.03.15 西鉄大牟田市内線廃止。
昭和29.11.18 三井塩業設立(三池港)。
昭和29.12.-- 三池港、禾穀類輸入港に指定。
昭和31.--.-- リール台車登場。
昭和31.07.-- 電気化学、工場構内軌道廃止(浜)。
昭和31.12.-- 電気化学、西日本石灰化学工業所より石灰輸送開始。
昭和33.01.-- 電気化学、セム改造(昭和32.10.許可)の石灰車40両輸送開始。
昭和33.--.-- 国鉄セム1形譲受開始(セコ形に。昭和43まで増備)。
昭和34.02.-- 西鉄より45トン電気機関車譲受、22号とする。
昭和34.10.28 三井三池製作所設立(三池製作所が独立)。
昭和35.01.25 ロックアウト、労組ストで、三池炭鉱操業停止。
昭和35.02.-- 三井化学荒尾工場前停車場廃止。
昭和35.09.-- 九電、港発電所1号機運転開始。
昭和35.12.01 三池争議終わる。
昭和36.06.-- 宮原信号所廃止し、万田〜七浦間を1閉塞に。
昭和36.06.-- 東谷停車場の信号設備撤去、早鐘〜東谷間閉塞廃止。
昭和36.10.-- 荒尾駅連絡線再開。
昭和36.11.29 日鉄鉱業、渡瀬〜有明炭鉱間(7.55キロ)の専用鉄道免許を取得。
昭和37.--.-- 三川坑350m坑道に24トン電車、5立方鉱車導入。
昭和37.01.-- 貨物列車に操車手乗務、各駅の受方を廃止。
昭和37.04.01 三井化学、三井合成を吸収合併。
昭和37.05.10 新産業都市建設促進法指定(不知火有明大牟田地区)。
昭和37.09.-- 電源車デ形登場。
昭和37.09.27 鹿児島本線銀水〜大牟田間複線化。
昭和37.11.-- 蒸気機関車使用廃止。
昭和37.11.19 蒸気機関車廃車式(万田)。
昭和37.--.-- 蒸気機関車15号を港務所前に保存。
昭和37.12.-- 鹿児島本線複線化により旭町停車場本屋を新設移転。
昭和38.02.23 専用鉄道より地方鉄道への変更許可取得。
昭和38.04.01 三井化学、TDI生産開始。
昭和38.07.-- 三池港、木材輸入港に指定。
昭和38.11.09 三川坑、炭塵爆発事故。操業停止。
昭和38.11.-- 九州電力港第一発電所廃止。
昭和3-.--.-- 銀水工場線廃止。
昭和39.--.-- 三井化学、 TDI専用タキ4850形を増備。
昭和39.07.22 三池鉄道運輸開始認可。
昭和39.08.07 三池鉄道の石炭発送に対する連絡車扱貨物運賃通算制実施。
昭和39.08.11 地方鉄道三池鉄道線として営業開始。
昭和39.11.07 三井三池港務所設立(三池港務所が独立。昭和40.04.01営業開始)。
昭和40.03.11 三池鉄道線の三井鉱山より三池港務所への譲渡が許可および実施。
昭和40.08.-- 港沖四ツ山坑(新四ツ山坑)開鉱、四ツ山坑を旧四ツ山坑に改称。
昭和40.09.10 鹿児島本線熊本電化。
昭和40年度  この年、初めて500万トン出炭を記録(約506万トン)。
昭和41.07.23 三井グリーンランド開園(平井)。
昭和43.01.18 三井アルミニウム設立(三池港)。
昭和43.03.-- 15トン電気機関車2号廃車。
昭和43.04.01 三井化学、コークス事業を三池コークスに譲渡(昭和43.06.01三井コークスに改称)。
昭和43.10.01 三井化学と東洋高圧が合併、三井東圧化学に。
昭和43.--.-- 宮浦坑閉鉱(本坑口を三川坑横に移転)。
昭和43.12.18 勝立線廃止許可取得。
昭和43.--.-- この年、初めて600万トン出炭を記録(約614万トン)。
昭和43.--.-- 三井金属、タキ5750形を増備(三池浜)。
昭和44.01.04 勝立線廃止。
昭和44.--.-- 保存蒸気機関車15号をグリーンランドに移動。
昭和45.03.31 石炭発送に対する連絡車扱貨物運賃通算制廃止。
昭和45.04.-- 三井化学三川工場閉鎖(三池港)。
昭和45.04.28 西日本鉄道、栄町駅を廃止し、新栄町駅を設置。
昭和45.07.-- 三池製作所、構内トラバーサー廃止。
昭和45.09.-- 宮浦〜万田間単線化(下り線撤去)。
昭和45年度  この年、657万トンの最高出炭を記録。
昭和45.--.-- 三井東圧、タキ19600形を増備。
昭和--.--.-- 四ツ山分工場廃止。
昭和46.02.-- 三池火力発電所本格操業開始。
昭和46.09.20 三池港の港湾管理者を福岡県に移管。
昭和46.10.-- 三井塩業廃業(三池港)。
昭和46.10.27 三川坑新選炭工場竣工(三池港)。
昭和47.10.-- 九州電力港第二発電所廃止。
昭和47.10.31 日鉄鉱業から有明鉱区を取得(有明坑)。
昭和47.12.25 有明炭鉱設立(のちの有明坑)。
昭和48.07.13 三池鉄道線廃止許可取得。
昭和48.07.31 三池鉄道線廃止。
昭和48.08.01 三井鉱山専用鉄道再発足。三井鉱山が三井三池港務所を再吸収、三池港務所に改称。
昭和48.08.27 三井石炭鉱業設立(昭和48.09.30石炭生産部門を譲受)、三井石炭鉱業専用鉄道に。
昭和49.04.-- この頃、大牟田駅・荒尾駅入換C11がDE10に交替。
昭和50.01.-- 国鉄セラ1形譲受開始(セナ形に)。
昭和50.09.-- 大牟田川への工業排水禁止(浜〜宮浦間鉄道敷に導水管を敷設)。
昭和52.01.-- 田川セメント(金田)向け石炭専用列車廃止。
昭和52.10.01 三井石炭鉱業、有明炭鉱を合併、有明坑設置。
昭和53.06.08 三井バーディッシュ大牟田工場竣工(三池浜。昭和53.10.01操業開始)。
昭和53.10.-- 荒尾駅連絡線再休止。
昭和54.05.-- 田川セメント(金田)向け石炭専用列車復活。
昭和55.12.-- 硬の海洋投棄始まる。
昭和58.01.12 九州電力向け、石炭列車初荷式。
昭和58.04.-- 九州電力港発電所1号機石炭専焼操業開始。
昭和58.--.-- 三井鉱山ホキ8100を石炭専用に種別変更、ホサ8100に。
昭和59.01.18 有明坑火災事故。
昭和59.--.-- 15トン電気機関車の使用廃止。
昭和59.06.-- 三井東圧横須工場線廃止(三池浜)。
昭和59.09.30 通勤列車廃止。
昭和59.10.01 通勤列車さよなら号運転(三池港〜平井1往復)。
昭和60.--.-- 玉名線廃止。
昭和60.03.-- 保存SL15号解体(グリーンランド)。
昭和60.06.-- 三井東圧石油線廃止(四ツ山)。
昭和60.11.-- 三池製作所線廃止(宮浦)。
昭和61.04.-- コークス炉全廃。
昭和61.12.02 三井アルミニウム操業休止を発表。
昭和62.--.-- 第8次石炭政策(国内炭鉱の緩やかな閉山を求める)。
昭和62.03.31 国鉄解体。
昭和62.04.01 JR発足。
昭和62.10.-- 四ツ山坑・三川坑を統合し第一坑に、有明坑を第二坑に改称。
昭和62.11.-- 電気化学線廃止(三池浜)。
昭和63.03.29 国鉄よりオシ14−13入線、視察列車運行。
平成01.05.-- この頃までに社有タンク車廃車解体。
平成01.--.-- 三池鉄道活性化協議会設立(大牟田市)。
平成01.--.-- この頃、JRセキ6000からセキ8000に交代。
平成02.01.-- 第一坑・第二坑を統合、三池坑に改称。
平成02.05.-- 大牟田市、三池鉄道事業化可能性調査報告(博多〜ネイブルランド間リゾート特急提唱)。
平成02.08.18 「大蛇シティ未来号」運転(翌.02.08.19も。浜〜港間7往復)。
平成02.--.-- シフト輸送終了。
平成02.--.-- 『男たちの世紀 三井鉱山の百年』刊行。
平成03.03.-- 三池坑資材軌道撤去(跡地は諏訪公園に)。
平成03.09.-- 3号桟橋、一部架替工事。1・2号桟橋部分撤去。
平成03.05.21 石炭鉱業審議会、最後の石炭政策答申。
平成04.06.-- 四ツ山坑線廃止。
平成04.10.-- 田川セメント工場向け石炭専用列車廃止(宮浦〜四ツ山間定期貨物なくなる)。
平成04.--.-- 15トン電気機関車5号、整備のうえ保存(三池港)。
平成0-.--.-- 三井鉱山ホサ8100廃車。
平成05.--.-- 鉄道統計より、敷設目的のうち、従業員(および家族)輸送がなくなる。
平成0-.--.-- この頃、三池浜〜宮浦間の列車設定なくなる。
平成05.01.-- 三井鉱山、三池港務所と九州事業所を合併、三池事業所に改称。
平成06.--.-- 三池港、輸入米港指定。
平成07.07.22 ネイブルランド、石炭産業科学館オープン(平成10.12.25ネイブルランド閉園)。
平成07.11.29 「産炭地域活性化の集いin大牟田号」運転(旭町〜港間1往復)。
平成0-.--.-- 浜〜宮浦間架線撤去(のちレイル撤去)。
平成0-.--.-- 桟橋線レイル撤去(四ツ山〜港間複線化)。
平成0-.--.-- 万田〜四ツ山間単線化(上り線撤去)、パイプライン敷設開始。
平成0-.--.-- 宮浦〜四ツ山間運転一時休止。
平成0-.--.-- 宮浦石炭記念公園オープン(宮浦坑跡)。
平成08.09.05 旧四ツ山坑爆破解体。
平成08.10.23 三池鉱業所の閉山決定報じられる。
平成09.03.30 三池鉱業所閉山。
平成09.03.-- 発電所向け燃料炭輸送廃止(平成10.03.--三池炭受け入れ終了)。

<三井東圧>

平成09.04.01 旭町線が三井東圧専用鉄道として再出発。
平成--.--.-- 三池港物流設立、鉄道運営を引き継ぐ。
平成09.07.14 電気機関車を宮浦に回送し、本線運転終了。
平成09.--.-- 九電、レイル撤去。
平成09.--.-- 港駅よりレイル撤去、施設解体始まる。
平成--.--.-- 三池港物流が三井鉱山物流に改称。

<三井化学>

平成09.10.01 三井化学発足。大牟田事業所となり、三井化学専用鉄道に。
平成11.05.22 文化財保護審議会、宮原坑・万田坑を史跡指定の答申。
平成11.--.-- 三井三池製作所、鍛冶・鋳物工場取り壊し始まる。
平成12.01.19 宮原坑・万田坑が国史跡指定。
平成12.01.-- 三井化学、浜小倉〜大牟田(宮浦)間の海上コンテナ輸送開始、コキ106入線。
平成12.04.-- 大牟田市、保管車(電気機関車4両)の仮設庫設置費を計上(引き続き、三井化学内に保管)。
平成12.06.01 万田炭鉱館開館。
平成12.11.-- コンテナ車5両に増車。
平成13年度 三井化学、タキ4850形廃車。
平成14.--.-- コンテナ車、コキ200へ交代。
平成14.--.-- 池島炭鉱より高速坑内人車搬入(石炭産業科学館)。
平成14.03.23 北九州貨物ターミナル開業、海上コンテナ発着。
平成15.03.01 万田坑活用市民まつり開催(03.31まで)。
平成15.03.21 高速坑内人車一般公開(石炭産業科学館)。
平成15.09.01 産業再生機構が三井鉱山支援を決定、三井鉱山物流が存続会社となる。
平成16.03.10 (旧)三井鉱山、三井鉱山コークスが三井鉱山物流に吸収、(新)三井鉱山に改編。
平成16.03.20 万田坑市民まつり開催(03.21も)。
平成16.04.-- 九電港発電所廃止(平成18.06より解体作業始まる)。
平成16.11.-- 三池式快速石炭船積機(ダンクロ・ローダー)3号機解体。
平成17.04.01 シグマパワー有明が、旧三井石炭火力発電所三川発電所を譲受、翌月より操業。
平成17.07.15 三池火力発電、設備故障により、操業休止(翌年4月同社解散)。
平成19.04.15 万田坑市民まつり開催。
平成19.11.03 大牟田荒尾近代化遺産特別公開(大牟田市所有炭鉱電車、万田坑、宮原坑、三池港閘門が一般公開)。
平成19.11.30 三井三池製作所、(新)設計・事務棟が新港町に完成。
平成19.12.08 有明坑跡の一般公開。
平成20.07.21 三池港開港百年記念イベント(海の日イベント)開催。
平成20.08.09 三池港開港百年イベント(メインイベント)開催(13日まで)。日本丸寄港。
平成21.01.-- 万田坑修復工事始まる。
平成24.11.03 大牟田荒尾近代化遺産特別公開(三川坑跡が初公開)。
平成25.11.03 大牟田荒尾近代化遺産特別公開。
平成26.11.03 大牟田荒尾近代化遺産特別公開。
平成27.07.08 三池港、万田坑、宮原坑、三池炭鉱鉄道線路敷が、明治日本の産業革命遺産としてユネスコの世界文化遺産に登録される。

平成27.11.03 大牟田荒尾近代化遺産特別公開。
平成28.08.22 大牟田市所有炭鉱電車4両、三川坑跡地展示場に移設。
平成28.10.15 三川坑に移設された炭鉱電車の一般公開開始。
平成29.08.28 仮屋川操車場にて18号電車脱線。
平成30.02.23 大牟田入換機HD300形が仕業を開始。



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