炭鉄の風景あちこち
大牟田川界隈
その1
2012年10月26日公開

 大牟田川については浅牟田町108号踏切で既に取り上げているが、今回は反対側の位置から工場街を絡めながら眺めて見たいと思います。大牟田川と並走する道路は、ぐるりと半周を描いて宮浦駅に至ります。それほど車の通りも多くありませんが、昭和24年昭和天皇がM化学工業をご視察された際に通った由緒ある道です。写真奥の方にM化学の正門があります。


(2006年10月大牟田)工場街を大牟田川が貫く。左手白い建物がM化学J工場、右手橋の先がM金属。大牟田川に沿った道路は、M化学の正門前を経て、三池鉄道宮浦駅まで通じていた。

 白亜のJ工場(昭和13年竣工)の存在感が圧倒的ですが、その影に隠れるように鉄筋コンクリート造りの古めかしい建物が建っていました。あとで調べて見たら開発試験棟という建物でした。


(2006年10月大牟田)


(2006年10月大牟田)開発試験棟。


(2009年11月大牟田)3年後の撮影だが、開発試験棟の建物は解体されていた。

 大牟田川の暗渠化工事(新流路開鑿)工事は、2010年〜2012年まで行われました。2011年ではまだ工事の真っ最中でした。工事の様子を見ると、かつての大牟田川は完全に埋立てられており、このまま道路用地化されると思われました。大牟田川にはM金属側に渡る無名橋が数本架かっていたが、おそらく消滅してしまったことだろう。




(2011年11月大牟田)大牟田川の暗渠化工事が行われていた。事務所棟の向こうではL工場が解体中。


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