その1(試案編)
2002年10月03日公開

 とにかく路線図ぐらいなければ、いくら鉄道系サイトといっても話が進めにくいのですが、三池鉄道の場合、この路線図を描こうというのが結構な難問です。たとえば、線路図については明治33年版以来の地形図などから、おおよそ描くことが出来ますが、いざ、この線路図の上に駅(停車場、操車場)を配して路線図を完成しようとすると、一筋縄にいかないことに気付かされます。無論、私鉄時代(昭和39年)以前の話としてですが。一体全体、何という駅があって、何処にあって、どうなったのかという素朴な疑問ですが、意外なことに明確に記した資料が見当たりません。また、三池炭鉱案内や三池港案内といった図案がいくつか出され、たいてい鉄道が何処から何処まで通じているのは描かれていますが、残念ながら駅までは記されていないようです。
 年表によればダイヤ運転が始まったのは大正8年からで(疑問もあるが)、駅などしばらく設けずに坑口や工場からその都度運転されてたという見方もできますが、三池鉄道の場合、開通時から3ヵ所の停車場を設けた(『三井鉱山五十年史』)と記されていますから、初めから組織立った「鉄道」としてスタートしたことが分かります。さて、このままでは私のサイトが更新3回で終わってしまうので、とりあへず、異論のなさそうな路線図を簡易版としてあげることにしました。いささか、お茶濁しですが、大体、私鉄時代以降のよく知られた路線図ということになります。

つづく

(うしやん作成)



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路線図その2(駅係編)