私鉄時代の三池鉄道
私鉄統計年報より
車扱貨物主要物資別輸送実績
2004年5月6日公開
Statistics annual report of Miike Private Railway

 昭和39年8月から昭和48年7月の9年間、三池鉄道は「地方鉄道 三井三池港務所(←三井鉱山)」として客貨運輸を始めたため、『私鉄統計年報』に営業内容が記載されるようになりました。そこで当時の輸送状況などを数字から見てみたいと思います。まずは「車扱主要貨物別輸送実績」から。



(単位t) 昭和39年度 昭和40年度 昭和41年度 昭和42年度 昭和43年度 昭和44年度 昭和45年度 昭和46年度 昭和47年度 昭和48年度
石炭 1,711,990 2,662,118 3,014,362 3,601,328 3,725,614 3,154,120 3,030,070 3,010,078 3,357,993 1,026,555
化学肥料 109,535 257,721 216,221 230,282 240,402 166,227 106,312 84,407 86,363 32,879
化学薬品 184,183 288,927 262,955 265,817 269,956 366,036 340,929 277,381 255,959 85,499
3品外 403,751 579,394 453,380 917,251 374,043 269,138 235,831 201,085 169,312 58,715
合計 2,409,459 3,788,160 3,946,918 4,514,678 4,610,015 3,955,521 3,713,142 3,572,951 3,869,627 1,203,648

 上表ふたつは、石炭、化学肥料、化学薬品と、この3品外をあわせた合計の輸送実績です。なお昭和39年度は8ヶ月、昭和48年度は4ヶ月分の実績となります。私鉄時代のピークは昭和42年度、当然ながら、石炭輸送の占める割合は極端に高く、それに肥料・薬品を加えると、じつに全体の9割を占めています。三池炭鉱も昭和45年度に最高出炭(657万トン)を記録しました。数字上は出炭量の5割前後が鉄道輸送と係わっていたことになります。ちなみに、3品外の内訳が下表になります。空欄は年度によって集計品目が異なるためです。

(単位t) 昭和39年度 昭和40年度 昭和41年度 昭和42年度 昭和43年度 昭和44年度 昭和45年度 昭和46年度 昭和47年度 昭和48年度
セメント 4,115 7,648 7,522 12,272 13,964 14,617 16,062 14,566 16,299 6,723
石灰石 - - - 8,118 35,374 289 18 - - -
石灰 34,204 45,731 7,823 24,421 1,374 830 290 - - -
窯業品 - - - - - - - 1,341 1,601 594
金属鉱 - - - - - - - 64,764 43,247 14,302
非金属鉱物 - - - - - - - 39,738 42,993 12,038
鉄鉱 43,763 58,741 26,494 20,811 3,530 10,109 22,306 - - -
機械 1,483 2,570 1,983 1,919 685 460 505 54 9 20
砂利 10,362 3,591 1,329 1,610 54 3,103 4,889 - - -
砂・石材 - - - 21 1,048 2,704 1,730 430
木材 15,359 21,760 15,852 5,400 4,686 3,923 2,215 2,053 1,705 787
1,763 3,908 3,822 768 4,816 6,285 1,961 - - -
- - 455 4,225 1,702 1,737 196 - - -
穀物 - - - - - - - 11,542 5,250 2,905
水産品 - - - - - - - 13,358 6,266 1,575
金属製品 - - - - - - - 34,336 34,343 11,935
金属 19,460 22,567 21,738 24,916 21,678 22,105 24,011 15,509 14,272 6,366
特殊 - - - - - - - 402 1,008 128
その他 273,242 412,878 366,362 812,770 285,132 205,680 163,378 718 589 912


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