伊豆箱根鉄道駿豆線
貨車C
2012年4月22日公開

 ワブ11形ワブ11号は10トン積み有蓋緩急車。「ブ」はブレーキで、片側(修善寺側)に手用制動機を備える。大場工場にて全検をうけた現役貨車だが、前後に本線走行不可の赤札が下がり、実用とはなっていないようだ。以下車暦によれば、駿豆線最古の車両と見られるので、動態保存という意味合いがあると思われる。
 ワブ11号の車暦は、に1号として1899(明治31)年東京車両で製造されたのが原型とされ、ワブ11号となった以降も1959(昭和34)年鋼体化されている。果たして現車に明治時代の部品がどの程度残されているのかは不明だが、大場工場のマスコット的存在となっている。

 撮影はすべて2012年3月大場


 修善寺側にハンドブレーキ。側面鋼板の違いから、ブレーキ側には元々、扉があったか、吹き抜けとなっていたと思われる。








 ハンドブレーキのそばに覗き窓。








 台車はシュー式。検査標記の通り全検は施行されたが、本線走行は出来ない。


別館トップに戻る
貨車その5
炭鉄indexに戻る