宮浦駅のあちこち
雑品倉庫線
2019年6月21日公開
炭鉄本館
MIYAURA STATION

 旭町線から分岐した引込線をひとつ取り上げます。
 ”雑品倉庫線”は、三池本線(浜線)と旭町線に挟まれた、三角地帯にあった”雑品倉庫”に至る引込線です。雑品倉庫は、単に”倉庫”としか記されていないこともありますが、この一角に大倉庫と”倉庫事務商務部”という事務棟がありました。この倉庫や引込線は、三池製作所の構内図に含まれていることから、旭町線を挟んで工場があった”三作”本工場の施設のひとつであったものと思われます。名称については正式には不明ですが、大牟田市街地図を参照して、わたしが名付けてみました。
 雑品倉庫やその他施設は後年まで残っていたと思われ、わたしも東泉町1号踏切から建物が残っていたのをわずかに確認しています。ただ、引込線は早い時期に撤去されたようで、下の空中写真に見られるように、すでに昭和30年代でも線路が確認できなくなっていました。


昭和37年空中写真より。大型倉庫は残っているが、引込線は無くなっている。


昭和49年空中写真より。大型倉庫は残っている。


(2011年11月)雑品倉庫正門跡と思われ、社名が外された門柱や木門が残っていました(隣接するゆめタウンの従業員駐車場になっています)。

(2011年11月)現在では更地となり、三作時代の痕跡はありません。

(2004年2月)かなり大きな事務所ができた時もありました。ほぼ、かつての大倉庫と同じ場所と思われ、イメージとしては掴むことができます。

(2011年11月)宮浦駅方向を見ていますが、旭町線に分岐点の痕跡は残っていません。右上の築堤が、三池本線(浜線)跡です。

(2011年11月)旭町方向を見ています。写真右側が、三作本工場の跡地になります。

(2011年11月)45トン電車のすこし先あたりから、雑品倉庫の引込線が分岐していたと思われます。


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